未来の旦那様を選びましょ?
「ねぇ会長」
「何ですか?」
「…膝枕して?」
「…!!!」
なっ、なななにっ!?
膝枕っすか!?
「む、むむむ無理ですっ」
そんなこと、恥ずかしくてできっこない…。
「じゃぁ俺が膝枕してあげる」
ニヤッと口角を上げ、あたしの腕を引っ張ったと思ったら、次の瞬間。
「…えっ…」
目の前には流騎。
その背後には綺麗な空が広がってる。
「男の俺に勝てると思った?」
不適な笑みを浮かべ、顔を近づけてくる流騎。