ゴーストシステム
放心状態になっていると何かが聞こえた。

「・・ェ・・・・ナ・・・」

「えっ?」

「セ・・・ナ・・」

セナの名前を呼んでいたのはあの胎児のような秀人だった。

「な・・・何?」

なんとか聞き返してみる。
が、やはりその秀人を直視することはできそうにない。

「おな・・・か・・す・・・いた・・・」

お腹空いた?お腹空いたと言われても何をあげたらいいのかわからない。
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