ゴーストシステム
セナは視線をそらしながらスクランブルエッグを与え続けた。

もういらないと言うように口をつむるそれを見て、セナは手を止めた。

朝食の乗ったトレーに部屋の外へ運ぶ。

「はぁー・・・」

と長いため息を吐く。
秀人に会えるならなんだってすると思っていたけど・・・育てるってこうゆう事だったのかとセナは今になって理解した。

「育てるってこうゆう事か」

でも育てていったらあの秀人にきっと会える。
そんなことを期待してこの秀人を育てていこうとセナは決心した。
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