ゴーストシステム
「ごちそうさま」

食器を台所に置くとすぐに自分の部屋へ戻った。
何も残っていないお皿を見て、母は安心しているようだった。

部屋に戻るとセナもベットへ潜り込んだ。

久しぶりに携帯の電源を入れてみるとたくさんのメールが届いていた。
大半は凛からだ。
全てを読み終えると携帯をパチンと閉じた。
メールの返信をすることはなかった。

すやすやと眠る秀人の髪を撫でる。
細くてサラサラした手触りが心地いい。

自分のほうへ秀人を抱き寄せるとセナは目を閉じた。
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