ゴーストシステム
料理をいつものように自分の部屋に運ぶ。
大きな音を立てないように食べようとしたが、秀人が目を覚ましてしまった。

「ごめん、起こしちゃったね」

「ううん・・・いい匂いがしたから起きちゃった」

ふふっと笑うと、おいでと手招きをして秀人を膝に乗せ、一緒にご飯を食べた。
その日の夜は遊んだ疲れもあったのがぐっすりと眠れた。
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