ゴーストシステム
秀人をベットに横にさせ、トントンと胸の辺りを一定のリズムで優しく手を動かした。
少しするとスースーと寝息を立て始めた。

「無理もないか・・・あんなにはしゃいで遊んでたもんね・・・」

頭を撫でながら秀人の寝顔を見つめていた。

しばらくすると1階から声がした。
ご飯ができたらしい。

秀人を起こさないようにそっと部屋を抜け出した。
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