ゴーストシステム
するといきなり秀人はセナの胸を両手で掴み、ムニムニと手を動かした。

「胸ちっせぇなぁ。お前ほんとに女か?」

あの時と同じだった。
同じベットで寝たりはしていなかったが、前にも同じようなことがあった。
その時セナはおもいっきり秀人の頬を手のひらで叩いていたが、今回はそんなことはしなかった。

「失礼な!どっからどう見ても女です!」

と言って秀人の手をつねった。

「痛って!」

秀人はすぐに手を引っ込めた。
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