ゴーストシステム
秀人がセナの後ろから鏡を覗き込んだ。

「なにそれ~!」

二人は笑い合った。
ずっとこの時間が続けばいいと思っていた。

そろそろ出かけてもいい時間だ。

立ち上がると1つ背伸びをしてから部屋を出た。

「お母さん、ちょっと出かけてくるね!」

そう告げると家を出た。
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