ノイズ
「おばさんには文也から上手く言っといてよ」





「あぁ。わかってるって」





文也が部屋から出て行くと、机の上の携帯を手に取って沙織にメールを送った。





もう休んでいるとは思ったが、沙織の無事を確認しないと不安でたまらなかった。





沙織ちゃんと家にいるよね?





お願い早く返信して……






祈るような気持ちで沙織からの返信を待ったが、その夜携帯が鳴ることはなかった。
< 279 / 309 >

この作品をシェア

pagetop