賢者と僕
俺は起きた、立ち上がった、

「あの馬鹿野郎!!」

俺はチャリンコで全速力でこぎだした、夢の中の線路を思い出した

「あれは川越市3丁目のコンビニの近くの踏み切り!」

全速全霊、

「ハーハーハーハー」

息がきれるがそんなことはしったことない、

川越市3丁目のコンビニの近くの踏み切りがみえた

がり勉は踏み切りの真ん中にいた

カーンカーンーカンーンカーンと鳴りはじめた、もう間に合わない、電車が見える、


がり勉にぶつかる。ぐちゃぐちゃになる、

距離20メートル、チャリをおりながら、俺はもう頭が真っ白だった、ポケットにあった

タバコをおもいっきりおもいっきりがり勉の頭に投げた。

スローモーションになる

(あー何やってんだ、タバコがあたってもがり勉は踏み切りの向こうにいかないだろう、
せめてあのタバコがボールだったら、いや違う、タバコが俺だったらもし俺だったらがり勉助けられんじゃね?向こうまで、踏み切りの向こうまでいくんじゃないのかな?)
と思っていたら、俺は空中に浮かんでがり勉のほうこうこうに向かっていた、タバコはチャリコのところにあった。)
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