賢者と僕
「おい、がり勉。」

「僕のことかい??」

「がり勉ぽいからな、名前は?」

「青木 純」

「何学科?」

「初等教育学科。」

「へー純クンは小学校の先生になるんだ。」

すこし嫌味的な感じでいった。

「そうだよ。村上 秀司クン。」

タバコが口から落ちた。

「何で名前知ってるんだよ、それもフルネームで??」

がり勉は続ける。

「建築学科で何故この大学にいるのかが不思議なくらい成績優秀でそのおかげで学費免除。ルックスもよくスポーツ万能でクールで女の子からも憧れてき存在。」

(こんながり勉野郎に名前までしれているとは、知らなかった。)

「後、実は親が有名デザイナーな村上直樹の息子さんとはみなは知らないけど、僕は知ってるよ。」
それはさらに驚いた、大学入学して以来はじめてバレタからだ。


「親は関係ねー」とぽつり言った。


がり勉は続ける
「親かなり稼いでるよね、年収一億越えだっけ??生活も裕福で遺伝子をいいの授かったんだろう、苦労したことないんだうな、いいな、いいな。悩みかとないだろう。」
がり勉は嫌味なく言う

「悩みとかないんだろうな、これからも人生勝ち組だよね、いいな。」

手が握りコブシになった。




「デザイナー村上直樹はどんな人なのか聞かせてよ。ねっね。」
俺は無言で立ち去った。いや逃げたに等しかった 
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