an alley cat
「なぁ、お前あいつと付き合うのか?」
龍斗が急に尋ねてきた。
「は?」
「笹川だよ」
「笹川はそんなんじゃねーって」
「んじゃ、何で一緒に?」
「俺たちがいつも毎朝猫触ってくんのが笹川の友達に知れ渡っててよ、んで“その猫あたしも触りたい”とか何とか・・・」
俺にもよく分かんねぇ・・・。
「へぇ、そんだけ?」
龍斗がジロリと俺を見る。
「うん?」
「鈍いなお前」
「にぶっ!?」
「お前、トロイ上に鈍いのか・・・可哀想に」
「あぁ!?手前ェ、喧嘩売ってんのか!?」
「すぐ怒る・・・何でもねぇよ、じゃあな」
龍斗は足早に去って行く。
「おい、待て!どーいう意味だコラッ!最後まで言ってけーーー!」
俺の言葉は、夕焼けに染まる空に吸い込まれるようにして、消えた。
それにしても、さっき本当にどうしたんだアイツ。
いつもはゴロゴロしてるくせに。
逃げる時だけ速いんだよなぁ。
ったく、さすがは“猫”。
―!!
噂をすれば(してないけど)クロ発見!
「くーーーろーーーっ!」
俺はクロに飛び掛るようにして抱き上げた。
「シャーッ」
クロは怒って俺の頬をバリ掻く。
「痛っ!?」
未だ怒っている(?)クロをよく見てみた。
そうしたら、その黒猫はクロじゃないことが発覚。
「んだよ!クロじゃねーのかよっ!」
俺は暴れる黒猫をひょいと投げる。
黒猫は地面に下りるなり、一目散に逃げていった。
「クロ~」
俺はがっくりと肩を落とし、1人寂しく道を行く・・・。
龍斗が急に尋ねてきた。
「は?」
「笹川だよ」
「笹川はそんなんじゃねーって」
「んじゃ、何で一緒に?」
「俺たちがいつも毎朝猫触ってくんのが笹川の友達に知れ渡っててよ、んで“その猫あたしも触りたい”とか何とか・・・」
俺にもよく分かんねぇ・・・。
「へぇ、そんだけ?」
龍斗がジロリと俺を見る。
「うん?」
「鈍いなお前」
「にぶっ!?」
「お前、トロイ上に鈍いのか・・・可哀想に」
「あぁ!?手前ェ、喧嘩売ってんのか!?」
「すぐ怒る・・・何でもねぇよ、じゃあな」
龍斗は足早に去って行く。
「おい、待て!どーいう意味だコラッ!最後まで言ってけーーー!」
俺の言葉は、夕焼けに染まる空に吸い込まれるようにして、消えた。
それにしても、さっき本当にどうしたんだアイツ。
いつもはゴロゴロしてるくせに。
逃げる時だけ速いんだよなぁ。
ったく、さすがは“猫”。
―!!
噂をすれば(してないけど)クロ発見!
「くーーーろーーーっ!」
俺はクロに飛び掛るようにして抱き上げた。
「シャーッ」
クロは怒って俺の頬をバリ掻く。
「痛っ!?」
未だ怒っている(?)クロをよく見てみた。
そうしたら、その黒猫はクロじゃないことが発覚。
「んだよ!クロじゃねーのかよっ!」
俺は暴れる黒猫をひょいと投げる。
黒猫は地面に下りるなり、一目散に逃げていった。
「クロ~」
俺はがっくりと肩を落とし、1人寂しく道を行く・・・。