センパイ、頑張って!


何にたいして笑ってるのかさっぱりわかんないんだけど…。


混乱してる私を見ながら、静かに笑いつづけるセンパイ。



そういえば、今日は…


「センパイが笑ってるのいっぱい見た気がする。」


付き合ってからまだ一回も見たこと無かったのに、今日はいっきにたくさんみれた。


「…………………そうか?」


「はい!

部活中も合わせたら10回よりもっと笑ってますよ!」


まあ、爆笑はお祭りの前のうちでの一回だけだったけどね。


「……………」


そう言うと、


センパイは少し眉間にシワを寄せて、下の方をむいてしまった。

もしかして照れてる…?

ちょっと意地悪しちゃおっかな〜。

ふふふ…


「………センパイって、笑ったら可愛いですよね。」


そう言って、少しずつセンパイに顔を近づけた。


ちょうど真下くらいで、センパイの顔を見ようと上を見上げたら、


思ってたよりもセンパイがずっと近くにいて、




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