センパイ、頑張って!
「しょうがないよ~。

だって何にも聞いてなかったんでしょ?」

何もって?

「オレらさ~、
こおゆう事よくするんだよね。

喧嘩みたいな?

何でも無いような事から始まって。

みんなのストレスが溜まると自然に喧嘩腰みたいになっちゃってさ。」

よくやる?!
こんな激しい喧嘩をですか?!

てかストレスが溜まったらって…
仲間同士でストレス発散するとか…


「まぁ、そういう事だからあんまり気にしないでね。」


「はぁ…。」


全然納得できないまま閉めくくられて曖昧な返事をするしかなかった。





「あのさ、僕はスルーなのかな?」

さっきまでとは反対の丁寧な言葉使いな綺麗な声が後ろから聞こえた。

あ、

「「「「忘れてた!」」」」

ですよね~。
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