ヴァンパイア・コンップレックス
「慧夢、
東雲君はクラスも違うし、
大変だと思うけど、頑張ってね。
休み時間とか
放課後を狙うしかないと思うよ。」

雅が心配そうに話しかける。

「うん。
とりあえずは読心しまくって
チャンスをさぐるよ。
ありがとう。」

「東雲君ってさ、
部活とかしてないんだけど、
夕方まで学校にいるみたいだから、
放課後のほうが狙いやすいかも。

デラックス分の
お礼情報だよん。」

感謝するよ雅(泣)

くだらない話をして
クレープを食べつくした私たちは
そのまま別れて帰った。
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