あのころ、グラフィティ
「行かないよ。...行ってもいいけど、早く戻ってきてね。」
「わかった。5分もかかんないと思うから。」
「はいはい...遅れたら怒るだけじゃ、すまないからね。」
マコちんは人混みに消えていった。
あたしは、綿あめ屋の隣でマコちんを待つ。
...
...
3分経過
...
...
5分経過
...
...
姿も見えないじゃないか。
...
...
10分経過
マッコちーん!!
嘘つき、こないじゃん。
何が『5分くらい』だ。
もう5分も過ぎてるっつーの!
...もしかして、あたしと一緒に来てること忘れてたりして。
いや、そんなことない。いくら記憶喪失のマコちんでも、そんなはずは...
「あれ、たまちゃん。」
声がする方に振り向く。
「あ、貫。」
貫が友達と一緒に神社に来ていた。
手にはべっこう飴。
「誰か待ってんの?」
「んーマコちん。...ねぇ見かけなかった?戻ってこないんだよね~。」
「いや見なかったけど。電話してみたら?」
「あたし、携帯忘れてきたの。だから連絡のとりようがないんだよ。......はぁ、あたし待つの苦手なのになぁ。」
「わかった。5分もかかんないと思うから。」
「はいはい...遅れたら怒るだけじゃ、すまないからね。」
マコちんは人混みに消えていった。
あたしは、綿あめ屋の隣でマコちんを待つ。
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3分経過
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5分経過
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姿も見えないじゃないか。
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10分経過
マッコちーん!!
嘘つき、こないじゃん。
何が『5分くらい』だ。
もう5分も過ぎてるっつーの!
...もしかして、あたしと一緒に来てること忘れてたりして。
いや、そんなことない。いくら記憶喪失のマコちんでも、そんなはずは...
「あれ、たまちゃん。」
声がする方に振り向く。
「あ、貫。」
貫が友達と一緒に神社に来ていた。
手にはべっこう飴。
「誰か待ってんの?」
「んーマコちん。...ねぇ見かけなかった?戻ってこないんだよね~。」
「いや見なかったけど。電話してみたら?」
「あたし、携帯忘れてきたの。だから連絡のとりようがないんだよ。......はぁ、あたし待つの苦手なのになぁ。」