CAPTORS
「……そんなに驚かなくてもいいだろ?」
「近すぎだっ!」
思わず力いっぱいツッコミをいれてしまい、慌てて顔をそらす。
「キラ」
落ち着くのを待っていてくれたのであろう、少しの時間をおいてレフィが声をかけてくる。
それにレフィの顔を見ることで応えてみせると、さしのべられた手がそこにあった。
「……おまえ、俺たちと一緒にCAPTORSをしないか?」
予想しない一言だった。でも何故か、とても嬉しくなる一言だった。
「今すぐ返事が欲しいわけじゃねぇ。体のこともあるだろうしな、選択肢の一つだと思ってくれてりゃいいから」
「今すぐ返事しちゃだめなのか?」
その言葉に驚いた表情を見せるレフィ。
希螺はにっこりと笑ってみせる。
「オレにもできるならやってみたい。オレは自分の力を好きじゃないから、もしこの力が何かの役に立てるなら喜んで引き受ける」
「そうか……そうか!」
パッとレフィの顔が大輪の花のようにほころんだ。
よほど嬉しいのか、その笑顔のまま希螺を力強く抱きしめた。
「近すぎだっ!」
思わず力いっぱいツッコミをいれてしまい、慌てて顔をそらす。
「キラ」
落ち着くのを待っていてくれたのであろう、少しの時間をおいてレフィが声をかけてくる。
それにレフィの顔を見ることで応えてみせると、さしのべられた手がそこにあった。
「……おまえ、俺たちと一緒にCAPTORSをしないか?」
予想しない一言だった。でも何故か、とても嬉しくなる一言だった。
「今すぐ返事が欲しいわけじゃねぇ。体のこともあるだろうしな、選択肢の一つだと思ってくれてりゃいいから」
「今すぐ返事しちゃだめなのか?」
その言葉に驚いた表情を見せるレフィ。
希螺はにっこりと笑ってみせる。
「オレにもできるならやってみたい。オレは自分の力を好きじゃないから、もしこの力が何かの役に立てるなら喜んで引き受ける」
「そうか……そうか!」
パッとレフィの顔が大輪の花のようにほころんだ。
よほど嬉しいのか、その笑顔のまま希螺を力強く抱きしめた。