フェンス
『ここにあるデータは全部本物なのか…?』
廊下に散乱していたプリントを拾い集め親父は春斗に聞く。
春斗は頷き話を続けた。
『チップの中身は全部本物だよ…親父はホワイトフェンスの研究者達も全員裏切ってる。
兵器が完成したら世界征服をする気なんだ…
もともと日本を一番強い国にする気なんて無い…
自分が支配者になるために人工知能兵器を作ってるだけなんだ…』
『春斗!よく動く口だな。』
突然。少し低い声が後ろから聞こえてきた。
俺達は揃ってその声の方を振り向いた。