フェンス
『春斗君、今までどおりでいいよ。』
親父はポンポンと春斗の肩を叩く。
『綾紀さん…あの…ポケットに彩花からの手紙が入ってて…
あいつ俺達のために犠牲になる気なんだ…
時間稼ぐから現実世界に戻ってこの世界をdeleteしろって……
俺…やっぱり彩花を助けたい…
彩花を犠牲にして生きるなんてできない…
あんなひどいこと言われて、もしかしたら…この手紙も嘘かもしれない…
それでも俺はまだ彩花のこと…愛してる……』