フェンス

『香音さんとりあえず聞いて。

ブラックフェンスの中で知り合った春斗ってやつがもともと一般で綾紀さんの仲間なんだ。

香音さんがこっちの世界に帰ってきてから綾紀さんの手伝いをしてたらしいんだ。

今思えば春斗さんは俺もバグだってことに気づいて話てくれたんだとおもう。

こっちの世界に俺を送り返すためにセキュリティーの交代時間…いわばセキュリティーの監視が薄くなり香音さんがハッキングしやすい時間帯にタイミングよく殺してくれたのも春斗さんなんだ。

春斗さんは少し前に一か八かの賭けにでて政府の計画プログラムを盗み出したみたいなんだけどセキュリティーに引っかかってブラックフェンスに連行された。

その捕まる寸前にプログラムが入ったチップを時計公園のデカい木の下に埋めたらしいんだ…』

『……………!?俺…それ持ってる…。』

『まじ…!?なんで?』

『公園で拾った…』

『まじか…今それを政府が血眼になって探し回ってる…。

内側の箱のロックを外さない限り政府側からは見つけられないようになってるらしいけど…外してないよな!?』

『あぁ…特殊な鍵で開かなかったんだ…よかった…』

俺はホッと胸をなでおろした。


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