フェンス

カチ…カチカチカチ。

『鏡台開いたよ。』

暗証番号を打ち込みそっと引き出しをあけてみた。

そこには方耳のイヤホンにマイクがついたやつと、母さんの日記それから一丁の拳銃が入っていた。

『裕、マイクイヤホンを携帯に付けていつでも話せるようにしておいて。

指示はこの電話でしかだせないから。

それから拳銃は護身用にもってなさい。

身支度が済んだら教えて。』

『あぁ…わかった。』

俺は一つずつ手にとり装着した。

携帯はマイクイヤホンをつけて落ちないように腕に固定し…

拳銃はポケットにしまった。

それからベルトに通す小さい鞄を取り出し最低限必要なものをつめた。

財布、あの箱…それから……4人で撮った写真…

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