甘い恋~幼なじみ~
「私、睦月のこと・・・・・好きになりかけてるんだよ?睦月といると、安心して・・・笑顔になれて・・・・・・。」














私がそういうと、睦月はため息をついた。















「こんなこと、言いたくなかったけどさぁ。お前が、未来先輩のとこに戻るんじゃないかって思ってたから・・・でも、言う。人を好きになるって、もちろんお前が言う安心とか、笑顔になれるとか・・・そういうのも大切だと思うけど・・・。」
















睦月は私の頭をがしがしと撫でた。














「いっちばん大切なのはさぁ・・・。誰の笑顔を見るのが1番嬉しいかってことじゃね?誰の笑顔を誰の隣で見ていたいかって・・・そう考えてみれば?」














私が、隣で見たい笑顔・・・・・。












それは、小さい時から・・・傍にいてくれた・・・。














「ごめん、なさい・・・睦月・・・。私・・・」














大切な、幼なじみで、大好きな、“未来”。














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