空恋色
高校生になってもまだ空とは話していない。
その理由は2年前の中学2年生のときだ。
空は女子数人で楽しく話していた・・
俺がそこを通りかかったのはたまたまだった。
「ねー空の好きな人って誰ー??」
「聞きたい?・・教えなーい!!」
えー!!とブーイングが起こる。
「いいじゃん!あ、分かった!!岡嶋君でしょ!?」
え、俺!?正直嬉しかった。でもまだ空はうんとは言ってない。
「えー圭太ー??ないない!!だって〝幼馴染〟だもん。」
〝幼馴染だから〟
俺はそんな言葉1つで拒否された。
じゃぁ幼馴染じゃなかったら空は俺を好きになってくれた?
俺は幼馴染だったから空のことをよく知れて好きになっていったのに・・
空は逆だった。
俺は臆病な男だから怖くなった。
告白してもフラれると分かったから・・
フラれるならこの気持ちを押し込めて隠して過ごそう。
でも、幼馴染という言葉は隠せない。
だったら・・このまま辛くなるのなら・・
避け続けるしかなかった。
俺はこんな卑怯な人間だから。
その理由は2年前の中学2年生のときだ。
空は女子数人で楽しく話していた・・
俺がそこを通りかかったのはたまたまだった。
「ねー空の好きな人って誰ー??」
「聞きたい?・・教えなーい!!」
えー!!とブーイングが起こる。
「いいじゃん!あ、分かった!!岡嶋君でしょ!?」
え、俺!?正直嬉しかった。でもまだ空はうんとは言ってない。
「えー圭太ー??ないない!!だって〝幼馴染〟だもん。」
〝幼馴染だから〟
俺はそんな言葉1つで拒否された。
じゃぁ幼馴染じゃなかったら空は俺を好きになってくれた?
俺は幼馴染だったから空のことをよく知れて好きになっていったのに・・
空は逆だった。
俺は臆病な男だから怖くなった。
告白してもフラれると分かったから・・
フラれるならこの気持ちを押し込めて隠して過ごそう。
でも、幼馴染という言葉は隠せない。
だったら・・このまま辛くなるのなら・・
避け続けるしかなかった。
俺はこんな卑怯な人間だから。