告白
「小瀬さん、何食べる?」


塚本くんが笑顔できいてくる。


塚本くん、きらり行っちゃったよ。


きらりのテーブルに行きたいんじゃないの。


「小瀬さん聞いてる?」


「塚本くん、この席でいいの?」


「もちろん、俺は小瀬さんの隣がいい。」


私をまっすぐに見つめる。

なんで?


私の隣がいいの?


これじゃまるで私と仲良くなりたい見たい。


あっわかった。


私と仲良くなって、きらりにつなげたいってやつか。

「塚本くん、私と仲良くなりたいの?」


やば、思わず声にだしちゃった。


「そうだよ。
俺は小瀬さんともっと仲良くなりたい。
仲良くしてくれる?」


顔をよせてくる塚本くん。

「塚本いいかげんにしろよ。」


いきなり清水くんが怒りだした。


「これ以上は許さない。」


清水くん、なんで怒ってるの?


「お前の許可はいらないだろ?」


塚本くん、許可って何が?

どうしよう、二人の会話がわからないよ。
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