告白
「あのね、幸治くんが自転車で送ってくれたの。
寒いからって、上着と手袋貸してくれたんだよ。」
ストーカーから、なんとか印象をよくしようと、二人に笑顔で言ってみる。
「ふーん、幸治くんねー。
清水くんじゃないんだな。」
正兄が幸治くんを見る。
清水くんって言った方がよかったのかな?
いいよね、彼氏なんだから。
「それは世話になったね。
もう家の中だから、脱ごうね奈津美。」
竜兄が近づいてきて、手袋、上着を脱がす。
なっ何?
自分で脱げるけど?
「洗濯して返すね。」
「いえ、そのままで。」
「クリーニングだせ。
奈津美のにおいが残らないように。」
竜兄と幸治くんの会話に、無理に入る正兄。
クリーニングって。
私そんなに臭いの?
正兄酷すぎる。
落ち込んだ私を気づかって、竜兄が軽く抱きしめる。
「奈津美は、すごくいい匂いだよ。
だから、正兄は奈津美の匂いがついた服を清水くんにわたしたくないんだよ。
好きな女の匂いなんて、男にとっては御馳走だから。」
何言ってるのー。
寒いからって、上着と手袋貸してくれたんだよ。」
ストーカーから、なんとか印象をよくしようと、二人に笑顔で言ってみる。
「ふーん、幸治くんねー。
清水くんじゃないんだな。」
正兄が幸治くんを見る。
清水くんって言った方がよかったのかな?
いいよね、彼氏なんだから。
「それは世話になったね。
もう家の中だから、脱ごうね奈津美。」
竜兄が近づいてきて、手袋、上着を脱がす。
なっ何?
自分で脱げるけど?
「洗濯して返すね。」
「いえ、そのままで。」
「クリーニングだせ。
奈津美のにおいが残らないように。」
竜兄と幸治くんの会話に、無理に入る正兄。
クリーニングって。
私そんなに臭いの?
正兄酷すぎる。
落ち込んだ私を気づかって、竜兄が軽く抱きしめる。
「奈津美は、すごくいい匂いだよ。
だから、正兄は奈津美の匂いがついた服を清水くんにわたしたくないんだよ。
好きな女の匂いなんて、男にとっては御馳走だから。」
何言ってるのー。