赤い愉楽
「気持ちいい」



怜奈はその時浮かんだ
素直な感情を言葉に表す。



「奥田さん。一緒に入らない?」


奥田は笑ってうなづき
靴を脱ぎ海へと入っていく。



波打ち際で奥田と怜奈は
まるで10代のカップルのように


戯れる。



その時怜奈は気づいた。


自分が笑顔になっていることに。
< 106 / 377 >

この作品をシェア

pagetop