赤い愉楽
奥田の笑いが1オクターブ高くなる。



その様子を怜奈は
冷たい目で凝視し続けている。



「あなたは勇敢だ」


奥田は怜奈の眼を見据える。



「そして気高く美しい。
1人の人だけを愛する貞節もある」


一糸まとわぬ姿の奥田も
怜奈の前に立ちあがった。


背の高い奥田の身体に付く
隆起した筋肉が



怜奈の前に現れた。



「でもあなたは少し思い込みが激しすぎるようだ」
< 132 / 377 >

この作品をシェア

pagetop