赤い愉楽
サンドバックを殴っていれば

すべてが忘れられた僕は




練習にのめり込んでいった。




でも夜になると眠れないんだ。
震えが止まらない。


夜になるとエミの手を握っていた
左腕の感触がよみがえるんだ。



奈落へと落ちて行ったエミの姿が
頭から離れないんだ。



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