赤い愉楽

平野は射るような目つきで
中村巡査を見つめる。


さらに緊張する中村巡査。



「アニメ声で報告書を読まれたら
内容が全く頭に入ってきませんでした。


笑えてくるんですよね…


自分で読みます」



激怒する中村巡査から
ファイルを取り上げて目を通す平野。



<筆跡は被害者本人のものである。しかし…>




激昂する中村巡査に首を絞められながらも
何とか先を読み進む平野。



<止め、払いなどに不自然な淀みが多く見受けられる。


この様な所見は通常…>



「アニメ声気にしてるのにい!!」



なおも怒る中村巡査の怒号。

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