ポケットに“チョコレート”2つ。
日に日に鬱陶しい存在から、無くてはならない存在に変化していた。
毎週のように通って来るアイツとは、ほとんどアパートで過ごす。
大学生になり、バイトを始めたから…街中でデートしたり、一葉の住んでいる街に出向こうとするけれど、拒否される。
何故だろう?
―――しかし、アパートの中に2人きりだと…ふとした瞬間に感情がコントロール出来なくて、一葉を滅茶苦茶にしてしまいたくなる日もある。
だからこそ、傷つける前に…気晴らしに出かけたいのだが。
「先輩はぁ…夏の飲み物と言えば何ですか?アイスココアですか?」
「…どうしてもアイスココアを飲ませたいみたいだな」
毎週のように通って来るアイツとは、ほとんどアパートで過ごす。
大学生になり、バイトを始めたから…街中でデートしたり、一葉の住んでいる街に出向こうとするけれど、拒否される。
何故だろう?
―――しかし、アパートの中に2人きりだと…ふとした瞬間に感情がコントロール出来なくて、一葉を滅茶苦茶にしてしまいたくなる日もある。
だからこそ、傷つける前に…気晴らしに出かけたいのだが。
「先輩はぁ…夏の飲み物と言えば何ですか?アイスココアですか?」
「…どうしてもアイスココアを飲ませたいみたいだな」