茜ヶ久保マリネの若気の至り
刹那。

「!?!?!?」

震動があった。

「地震?馬鹿な、海中で地震だと?」

先程まで余裕を見せていたクラーケンが、予測だにしなかった異変に狼狽する。

「惜しいわね…その答えでは百点満点はあげられないわ」

薄く笑う私。

その背後の海底から、超高熱の空気が噴出する!

あっという間に海水すら沸騰させるほどの温度の空気。

あまりの温度に魚や珊瑚まで死滅する恐れがある為、私はこの秘術を使うのは気が進まなかった。

だが、クラーケンほどの大怪物が相手では仕方がない。

「覚悟なさい、クラーケン」

私が海刀神を海底から引き抜いた瞬間!

「うぉおおぉおぉぉっ!?」

海底火山に眠っていたマグマが、大量に割れ目が噴き出した!

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