幸せの条件
ライクのラ？ラブのラ？
　私は、悠とメールをし、久し振りに会っていた。

｢・・・さくら、どうした？｣

悠の雰囲気があまりにも女性らしくなっていたことに驚き、私は、見とれる。

｢ねぇ、さくら？聞いてる？｣

｢ごめんね。ボーッとしてたわ。｣

｢もう！さくらからなんだよ？話があるって。私、話してくれるのをずっと待ってるんだけど。｣

｢ごめんね。ちょっと聞いてほしいの。実は・・・。｣

私は、友馬のことを話した。

｢どう思う？悠。｣

｢さくらが１番嫌いな一か八か人生ね。もう少し彼のことを知る必要があるんじゃない？未来の旦那様として見るんじゃなくてまずは友達として仲良くできるかって考えたらどう？｣

悠は、アイスコーヒーを飲みながら言った。

｢さくらの人を見る目は確かだと私は思ってるけどなあ。｣

私は、苦笑いする。

｢１回、失敗してるのよ？｣

｢回数じゃないでしょ？濃さとどれだけ経験値を上げられたか・・・じゃない？｣

私と悠の目が合った。

そして、２人同時に声を出して笑った。
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