双子とあたし。
悠太はそれを取り出して、左手はあたしの手を優しく持ち、右手は指輪を持った。
「……」
「……」
なんの障りもなく、すっとあたしの薬指にはめられた。
あたしは部屋の灯りにかざしてみた。
見入ってしまうほど、それは輝いていた。
「……綺麗…―――」
この指輪にこそ、この言葉が当てはまるだろう。
あたしは悠太の顔を見た。
「……嬉しい」
きっと赤みを増したあたしの姿はどうしようもなく情けない顔になっているに違いない。
でも、悠太の微笑みはさらに深く増していた。
その姿にドキッとしてしまい、目線が合っているのが恥ずかしくて逸らしてしまった。
悠太はかざしていたあたしの左手を包み込んで自分の口元にあてた。
「……?!」
指先から伝わる悠太の唇にもっと真っ赤になってしまう。