思う空*運命の人
13.再会



私は何も言えなかった。


なんて言葉をかけていいか、分からなかったんだ。



そんな内に倉庫に着いてしまった。



「…降りろ」


降りて扉の前に行くと、昨日の男の人がいなかった。

中に入っても人がいなくて、シーンとしていた。



「あの…。何で誰もいないんですか…?」


すると昨日入った、部屋の前で止まって、

「皆、学校だ…」


あ、そうか…

「なるほど…」



部屋に入ると


「あ、おはよ。龍也、美羽ちゃんも!」

奏斗さんが笑顔で迎えてくれた。



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