また、いつか。
キミは、覚えてますか?
いや、知っていましたか?
初めて会ったのは、あの暑い夏の日だったことを。
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私は、幼い頃から重い喘息を患っていた。
小学校3年生の夏休み。
私は、喘息の発作をおこし、入院していた。
「じゃあ、俺帰るから大人しくいとけよ!!」
物心ついたときから、一緒にいる、いわゆる幼なじみのカズは、同級生なのにお兄ちゃんのようだった。
毎日のように、私の見舞いに来ては大好きなサッカーの話をして、帰るときには必ず「大人しくいとけよ」と言う。
そんな彼は、私にとってかけがえのない存在だった。
「わかってる!」
「はいはい、じゃサッカーだからまたな」
そう言って、カズは病室のドアをしめた。
廊下に響くカズの足音が聞こえなくなると、私はベッドから降り、片手に点滴、クレヨンとスケッチブックの入っているバックを持って病院の中庭へと向かった。