想い、果てるまで
「なんか、他人としか見れないんだよ。皆のことが。
俺の事やけにかまってくれていると自覚している。
でも俺は皆が考えているようなやつじゃない」
………ああ。
こいつも同じなんだ。
他人とどこか一線を引いている、自分だけが真実。
誰にも頼まない。
それでも本当の自分を見せないのは、繋がっていたいから。
自分の存在した証を、他人の記憶に残したいから。
だから人よりも努力して、注目されようとしたら、また遠ざかっていって。
………さみしい人間。