【完】禁断の恋〜好きと気づくとき〜
「…あっ、はい!」
宏樹さんは俯いている先輩たちを無視して、私の腕を掴み保健室へ連れていってくれた。
ガラッ。
「先生は…いないみたいだな」
宏樹さんは近くにあったガーゼに、びんの中に入っている薬をつけて私の左頬に当ててくれた。
宏樹さんは、こういうことに慣れてるのかな。
保健室の仕組みとか全てわかっているみたいだ。
「痛っ……」
「大丈夫か?」
痛みがじわじわと広がっていく。
宏樹さんは俯いている先輩たちを無視して、私の腕を掴み保健室へ連れていってくれた。
ガラッ。
「先生は…いないみたいだな」
宏樹さんは近くにあったガーゼに、びんの中に入っている薬をつけて私の左頬に当ててくれた。
宏樹さんは、こういうことに慣れてるのかな。
保健室の仕組みとか全てわかっているみたいだ。
「痛っ……」
「大丈夫か?」
痛みがじわじわと広がっていく。