AVENTURE -君の名前を教えて-
活気と陽気に満ちた広場には老若男女、たくさんの人で溢れていた。

「…確かに、出会いがあるかもしれないわ、これ」


これだけの人がいれば、とりあえず出会いは確かにあるかもね。


なんとなく笑えてきて、くくっと小さく笑った。

愛らしい綺麗なブロンドの髪をなびかせながら踊る小さな女の子。
まるでお人形みたいな女の子に、思わず見とれて、私の足が不意に止まる。


「あ、すみません」


立ち止まってしまったせいで、人とぶつかってしまった。
私は慌てて謝り、邪魔にならないところに移動しようと体を動かした。
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