狼クン達のオリの中【完】
「ん・・・」



薫から逃れようと、顔を背けても。



薫は、その度に角度を変えて、キスを続け。




ようやくあたしを離した時。



真上からあたしを見つめて、こう言った。







「ずっと探してた」








「え?」







薫から、いつもの無邪気さも。


小悪魔っぷりも消え。


瞳に真剣な光を宿して、あたしを見つめる。
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