狼クン達のオリの中【完】
「あーあ。
大丈夫?」



ため息まじりの声が聞こえ、体がふわっと浮く。



「え?」



びっくりして顔をあげると、眼鏡をはずした綾瀬涼の綺麗な顔があった。







「あ・・・綾瀬くん?
何で?」



藤本さん達のうろたえたような叫び声の中。



あたしをお姫様抱っこして、綾瀬涼は何事もなかったかのように、そのまま歩き出した。



「保健室に連れて行くって先生に言っといて」



その言葉を残して。

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