狼クン達のオリの中【完】
「薫のキスなんか忘れろよ」




「え?」




「オレのこと、好きなんじゃなかったのかよ」



「え?」




「好きな奴としか、キスしないんじゃなかったのかよ」



「え?」



「オレだけ見てろよ」







荒々しく言葉を吐き、余裕のない表情の綾瀬涼に圧倒される。






「そ・・・そんなこと言われても・・・」




綾瀬涼の気持ちと。


薫の気持ちと。


自分の気持ちの狭間で。






涙が頬を伝う。

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