狼クン達のオリの中【完】
「い・・・いまさら・・・何?
前言ってた・・・。
意地悪してみたい・・って。
泣かしてみたい・・・って。
こういうこと?
あたしの気持ちで遊んでるの?」





「は?」




「今更・・・こんなの。
信じられるわけないでしょ?
ばかっ」







その涙を指先でぬぐいながら、綾瀬涼が頭を抱える。




「バカ。
泣かしてみたいって・・。
こんな意味じゃねぇよ・・・」








ガラッ。



突然ドアが開いて。



開け放したカーテンの先、金髪が揺れる。

< 354 / 491 >

この作品をシェア

pagetop