涙の宝器~異空間前編
辺りが暗くなりはじめた。
限界を感じ、見つけ出した洞穴に入る手前、危険な何かが次々に俺に襲い掛かってくるのだが、俺はもう何も感じられなかった。
だが、俺の体が傷つくことはなかった。
なぜなら、襲ってくる何かに対して、次々と爆発が起こっていったからである。
もう何が起こってもいいからとにかく体を休めたかった。
中に入ると、安心感がきてぐったりと倒れ込んだ。
それから爆睡してしまっていた。
ゆっくりと瞼を開く。
もう全てを諦めてしまっている自分を放っていた。