涙の宝器~異空間前編
そう、麻衣は俺の生きる希望だったんだ!!!
一度でも記憶から君を消してしまった俺を許してくれ………
ふと気づく。
麻衣は何かを俺に渡そうとして走っていることに!
俺はそれを受け取ろうと窓を開けようとするが、防御装置が作動して感電が手を襲う!!!
俺は窓を叩いたり、乗車口や降車口を無理矢理開けようとする。
だが、終いには体が弾き飛んだ。
俺は何度も何度も吹き飛ばされた。
やがてボロボロになり、地をはいつくばる…………
…ま……い