涙の宝器~異空間前編
「そこである人物に協力を要請しました。
大会前から大会後まで、彼と数回の接触を計った人物です」
「まさかその人って?」
タクシーは立川付近の林に着いた。
深夜という事もあり、侵入に関しては絶好のタイミングだった。
やがて、タクシーを降りて暗い林を歩く。
すると、目の前に異次元が現れだした。
「ホントにこんなのがあるんだ………」
私は心臓をバクバクさせながら運転手と異次元を抜けて行った………
そうして、その先に出ると、ある場所で運転手が足を止めた。
「ここです。
この木の下から侵入が可能です」
「はいっ!」
運転手はその下部の土を掘り出した。