(続編)極妻真子17才 〜銀ちゃんに寵愛されてます
『駄目だ!』




「何で?」




『何でも。』




「でもね、バンドに入らないとばらすって。」




『何を?』




「私が極道の銀ちゃんと結婚してること。」




『何だと、柳之助の奴しばいてやる!


俺は許さん! 結婚をばらされのはまだ不味い。


仕方ないから、俺もバンド仲間になるか。』




真子一人で参加させる訳にはいかない。




結婚をばらされるのは本当に困る。




真子の結婚相手が極道だとみんなが知ったら、真子がどんなめにあうか、




想像しただけで怖くなった。




高校時代お親父が極道だと分かると、




周りの人間は急に態度を変えた。




男だから我慢も出来た。




だが真子にあんな思いを絶対させたくない。









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