(続編)極妻真子17才 〜銀ちゃんに寵愛されてます
私は銀ちゃんには必要ない人間なんだ。




私もお腹の赤ちゃんも必要がない。




私はここにいない方がいいんだ。




私がいると銀ちゃんが苦しむ。




だったらもう銀ちゃんとはいれない。




私はこのまま病院を出た。



何処にも行くとこなんてない。




母さんのとこに行ったら、多分心配するし、銀ちゃんに連絡してしまうだろう。



結香の所にでも行こうか、ヤだ雨が降りそうだ。




私は銀ちゃんと出会った、あの公園に行こうと思った。




ここからは少し遠い、お財布を持って来て良かった。



私はタクシーであの光公園へ向かった。









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