しあわせ色の恋~想いよ、永遠に~
やっぱり、屋上のドアを開けると、錆びついた鉄のドアが嫌な音をたてた。
だけどその音を我慢したら、ドアの向こうは天国だ。
穏やかな風が吹き、緑や花の匂いを運んでくる。
見下す景色は相変わらず美しくて、まるで別世界に来たような気分になった。
青空に浮かぶフワフワの雲を掴むようにグッと伸びをし、深呼吸をする。
綺麗な空気を吸い込むと、体が浄化されたような気がした。
辺りを見渡し、レオくんを探す。
...いた。
フェンスの近くにあるベンチに、横になっている。
目を腕で覆って、寝息を立てていた。
太陽の光に反射して、レオくんの髪が輝いて見える。
おまけに、透き通るような白い肌。
全てにおいて眩しいレオくんの寝顔を見ると、どうしても、足が勝手に動いてしまうんだ。
気がつけばレオくんのそばまで行き、ベンチの前に座り込んでいた。