しあわせ色の恋~想いよ、永遠に~
って……。
あ、あれ?レオくん? どこ?
――レオくん。
――――――――……
―――――――…
「美羽っ。 美羽ったら!!起きなさいって何度言ったらわかるのっ」
……ハッ!!
突然の大声に目を開くと、私の目の前にはものすごい形相で腰に手を当てているお母さんが立っていた。
布団ははがされ、小さく丸まった私の体があらわになっている。
今のは、夢?
「あんた、時計見てみなさい」
お母さんの大声で、一瞬で目は覚めたんだけど、体はまだ思うように動かなかった。
むくっと体を起こし、目をこすってベッド横の棚の上に置いてある目覚まし時計を手に取った。
そして、絶叫。