しあわせ色の恋~想いよ、永遠に~
みんなが遠い......。
教室という一つの箱の中にいるのに、果てしなくみんなとの距離が遠く感じる。
私の近くにいてくれるのは日和だけで。
こんなしょうもない嫌がらせなのに、私の心は、もう限界寸前。
終わりが見えない嫌がらせに、壮吾は『相手にするな』と言うけれど。
この痛い視線から、目をそらせる器用さは、私にはなかった。
早く終わってほしい。
どうすれば、この嫌がらせは終わる?
目的は何?
壮吾と別れさせようとしているの?
それとも、私からレオくんを遠ざけようとしている?
「美羽。 気分とか悪くない?」
机に突っ伏す私に、日和が優しく声をかけてくれる。
顔を上げられない私は、突っ伏したまま『うん』と頷いた。